十日戎(とおかえびす)とは、毎年一月十日に漁業の神、商売繁盛の神、福の神として
親しまれる「七福神」の「戎(恵比寿)」様をお祭りする祭礼です。十日を本戎、前日を
宵戎、翌日を残り福と称し三日間を通して行います。関西では“えべっさん”の名称で
広く親しまれています。
戎様のご由緒はとても古く、初めて性を持った男女の神さまであるイザナキ様と
イザナミ様の一番目のお子様だと古事記で伝えられています。戎様を誕生させた
二柱(神さまは柱と数えます)の神さまはその後、淡路島や四国といった日本の
国土を次々に誕生させ日本国を創設したとも伝えられています。つまり、戎様は
日本の国土誕生より前から存在するのです。
関西で特に親しまれている十日戎ですが、
「商売繁盛、笹もってこい」という掛け声がとても
有名です。両手に釣り竿と鯛を持ち微笑む
えべっさんは、遠くの海からやってきて人々を
幸せにするといわれています。
朝9時から夜まで商売繁盛の吉兆『きっちょう』、福笹を授与します。
千円授与毎に空クジなしの米・酒・縁起物等が当たる福引を実施。
好評をいただいております。
3日間とも商売繁盛ご祈祷を5,000円からいたしております。